“広視野”鉛板表面の錆のラマン観察

広視野での鉛板表面の錆(サビ)のラマン画像です。画像をクリックして開くと2000(横)×1170 (縦)の画像を見ることができます。縦画素サイズは1μmで、横画素は 0.954μmです。鉛表面の錆は白色と黄色の錆に分類され、それぞれ以下のラマンバンドで観察されます。

白色の錆:1050 cm-1( 塩基性炭酸塩鉛:2PbCO3・Pb(OH)2 ) 
黄色の錆:280 cm-1 ( β-PbO)

画像では、白色の錆(1050cm-1)を緑、黄色の錆(280cm-1)を赤で表示しています。対物レンズは:×20, NA=0.45を使用しています。