非染色で細胞内の薬剤分布がみえる

ラマン顕微鏡は、細胞に投与した薬剤が細胞内のどこで、どのように分布しているかを観察することができます。 当社ラマン顕微鏡RAMAN-11(RAMANtouchの前モデル)を用いて細胞内部の抗がん剤を測定した研究例が、京都府立医科大学の高松教授によって報告されています。

“Intracellular dynamics of topoisomerase I inhibitor, CPT-11, by slit-scanning confocal Raman microscopy”
Yoshinori Harada, Ping Dai, Yoshihisa Yamaoka, Mitsugu Ogawa, Hideo Tanaka, Kazuto Nosaka, Kenichi Akaji, Tetsuro Takamatsu,
Histochem Cell Biol, 132 (2009) 39-46