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ナノフォトン、新社長就任のお知らせ


ナノフォトン株式会社(本社:大阪府大阪市北区梅田、代表取締役会長:河田 聡、以下、ナノフォトン)は、2015年9月1日に開催された取締役会の決議に基づき、新たにマイケル・ヴァースト(Michael B. Verst)が代表取締役社長に就任したことを発表します。

マイケル・ヴァーストの代表取締役社長就任につき、代表取締役会長河田 聡は次のように述べています。

「ナノフォトンは2003年の創業来、10年以上にわたり事業を継続的に発展させ、高い技術水準を達成するとともに、ラマンイメージング市場を切り拓き、業界のリーダー的地位を確立させてまいりました。高速イメージングでかつ最高性能の空間分解能を誇るレーザーラマン顕微鏡RAMANtouch、高速で広視野イメージングが可能なマイクロスコープRAMANview、10nmという回折限界をはるかに超える空間分解能を実現した先端増強ラマン散乱顕微鏡TERSsenseは、多くのナノテクノロジーの需要やアプリケーション分野の期待に応え、現在では学術分野・政府機関における研究用途、そして企業における産業用途において、幅広く利用されています。

今回、マイケル・ヴァースト氏を新社長に迎えることは、革新的で最高性能の製品を生み出し続けるというナノフォトンのアイデンティティーを継承していくことに加え、ナノフォトンが、業界のリーダーとして、グローバルに展開していくという、非常に重要な意味を持ちます。私たちは、マイケル・ヴァースト氏が、これまで彼が築き上げてきた経験と知識により、当社を飛躍的に成長させ、輝かしい未来に導いてくれることを確信しています。」

■略歴

代表取締役社長 マイケル・ヴァースト

マイケル・ヴァーストは、ドイツ・ミュンスター大学にて共焦点レーザー走査顕微鏡の研究によって、物理学の学位を取得しました。分析機器業界で様々なマネジメントを経験した後、2002年、ブルカーオプティクスにグローバルビジネスの開拓責任者として参画し、直近に至るまでアジア太平洋地区バイスプレジデントを務めました。25年以上にわたり、日本をはじめとするアジア地区でのグローバルビジネスを拡大させ、成功に導いた優れた経験と実績を有しております。製品開発、製造、グローバルセールス&マーケティングといったあらゆる業務に通じ、組織全体にわたっても強いリーダーシップを発揮し、特にアジア地区におけるハイテクノロジー市場において、格段の成長を達成しました。

■ナノフォトン株式会社について
ナノフォトンは、最先端のナノテクノロジーと光を用い、高性能の分析、イメージングを可能とした革新的なラマン顕微鏡を主力としたメーカーです。2003年2月に創業し、学者、技術者、経営専門家の異分野プロフェッショナルが集まり、「日本発、世界最高の顕微鏡を作ろう!」という夢を共有してスタートしました。私たちの理念は「ナノとフォトニクスで世界を変える」ことです。ナノフォトンは常に時代の最先端に立ち、独自技術による究極のパフォーマンスを提供し続けます。目指す先は、私たちのお客様からのご期待、ご要望やニーズを満たし、それらを超えていくことにあります。科学研究および産業技術の進歩に役立つことで、社会の発展に貢献してまいります。