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ナノフォトンコリア
韓国、アジア、そして世界に向けた挑戦


 はじめまして!ナノフォトンで会長参与を務めることになりました、前大阪府議会議員の原田亮です。議員の活動を府民の皆さんに知ってもらえるように、広報誌を定期的に発行していた経緯から、前任の根本ライターから引き継ぎ、メールマガジンを担当することになりました。拙いところもあるかと存じますが、引き続きお付き合いいただけましたら幸いです。久しぶりのメールマガジンとなる今回は、ナノフォトンの韓国法人「Nanophoton Korea」から代表取締役のキム・ヒョジンをはじめ社員3人が来日し、大阪本社で研修を受けた模様をお伝えします。(メルマガ編集/原田亮) 

左から、シン・ヘギュンさん、代表取締役のキム・ヒョジンさん、キム・テヒョンさん(ナノフォトンの大阪ショールームで)

 3人は、大阪本社のミーティングルームで営業担当の源から、化学業界向けの販売方法の研修を受けました。

 普通は製品のスペックだけを伝える営業が一般的ですが、化学業界においてラマンを用いて何ができるか、特にナノフォトンでしかできないことを含めて、一連のプレゼン資料を見てもらいながら、「お客さんがどう使っているかをイメージする営業」を学んでもらいました。 また、他にも、来年リリース予定のソフトウェアの新機能の説明を受けたり、半導体に関する技術的な説明がありました。

 お昼ご飯は、日本の社員と一緒にお好み焼きを食べ、社内の繋がりを深めました。

「とても美味しい」とご満悦のシンさんとテヒョンさん(オフィス近くのお好み焼き屋さんにて)

 研修後の3人に、いくつか取材しました。

代表取締役キム・ヒョジンさん

 Nanophoton Koreaの代表取締役であり、米オレゴン州立大にて化学で博士号を取得されています。

Q:アジア地域でナノフォトンに対する引き合いが増えているが、どういった理由からでしょうか。

 「主な理由は、これまでのコロナによる海外への移動の制限です。昨年、移動制限が解除された後から、東南アジアの国を訪問してプロモーションを再スタートしました。同時に、中国依存のリスク回避のため、東南アジアへ投資が拡大していることも、販売を後押ししています。」

Q:今回本社に来て研修を受けた感想はいかがですか。

 「源さんは、非常に経験豊富で、韓国の営業戦略についてアドバイスをいただきました。また、技術の塩崎さん、アプリケーションエンジニアの足立さんと二次電池や半導体について技術的な内容を議論し理解が深めることができ、とても良い機会になりました。」

シン・へギュンさん

 シンさんは、Nanophoton Koreaがスタートした時からの社員です。

 「営業の源さんは装置の特長を深く理解されていると感じました。足立さんは半導体について詳しく感銘を受けました。また、多くのことを学ぶことができました。」

キム・テヒョンさん

 キム・テヒョンさんは3年前に入社したサービスエンジニアです。

 「技術の塩崎さんから将来のソフトウェア新機能の説明があり、とても魅力的でした。新しい機能のリリースを楽しみにしています。」

最後に、キム・ヒョジン代表取締役に、新しく生まれ変わるナノフォトン2.0、今後に向けた抱負をお聞きしました。 

 「今は科学や産業に留まっていますが、産業界を超え、リアルなビジネスへの転換点にしたいと考えています。今後も、韓国チームでベストを尽くしていきます。」

 韓国法人の皆さんありがとうございました!お疲れ様でした。  

(追伸:3人は翌日の20周年記念パーティーにも出席し、日本のメンバーとの絆を深めました。ナノフォトンは、韓国やアジアをはじめ、今後世界に羽ばたいてまいります。)